園田競馬場　1700m　特徴解説

園田競馬場の1700メートルのコースの特徴やコース特性・傾向を分析して攻略法を解説していきたいと思います。

園田1700m コース分析

園田競馬場の1700mはダートコースで、向こう正面の途中からスタートします。
スタートしてから143mで3コーナーに入り、3コーナー付近は坂になっているため、ゲート良し、パワー良し、ダッシュ良し、枠良し、の四拍子が揃っている馬でないと苦戦するでしょう。

園田1700m 枠順・脚質

枠順と脚質ごとに馬券に絡んだ頭数は以下のようになります。

枠番	1	2	3	4	5	6	7	8
逃げ	◎	◎	◎	◎	◎	◎	◎	◎
先行	△	◯	◯	◯	◯	◯	◯	◯
差し	△	△	△	△	△	△	△	△
追込	×	×	×	×	×	×	×	×

園田競馬場1700m 枠順傾向

そこそこの先行力しか無い馬が外枠で人気していると、かなり高い確率で飛ぶことがあります。
コーナーを合計6回通過するため、外々を通る馬が有利になる事は少ないです。
最初のコーナーでインを取って、出来る限りマイペースで脚を溜められた馬が最後に伸びるでしょう。

1枠	2枠	3枠	4枠	5枠	6枠	7枠	8枠
並	有	有	不	不	並	並	並

外枠になればなるほど不利なのではなく、外枠が不利な形状をしているため外枠の馬がインに殺到し、中枠の馬が窮屈になって馬群に押し込められてしまうというのが実情になっています。
逆に中枠でもダッシュ力のある先行馬は有利にレースが運べるので、枠順だけではなく脚質やスタートの上手さ、ダッシュ力も考えて展開を予想することがポイントです。

園田1700メートルの人気傾向としては、単勝1番人気の勝率は2歳は園田競馬の平均以上、3歳はほぼ平均、4歳以上は平均以上となっています。
1番人気や2番人気の馬の成績は園田競馬全体の平均値とほぼ同じで、3番人気から5番人気あたりの馬の成績が若干落ちているようです。

園田競馬場1700m 脚質傾向

脚質的にはやはり最初のコーナーを制する逃げ馬が有利ですが、ただ逃げれば良いと言う訳ではありません。
最初の3コーナーに進入しても先行争いが止まらないような場合は、競り合った馬のどちらかかまたは両方がレース後半で潰れる光景も珍しくありません。
ちなみに1700mコースは1400mから300m距離延長されているからといって逃げ馬や先行馬が弱くなるかと言うとそんな事はなく、データ上では1400も1700も脚質を問わず勝率や複勝率などはほぼ一緒となっています。
スタートから最初のコーナーまでが近いためあまり先行争いが長引かず、逃げ・先行馬にとっては距離延長されてもスタミナを消耗する場面が少ないでしょう。
個々の馬の能力で1400mがギリギリこなせる長さだというようなスタミナの乏しいスプリンタータイプの馬などは1700mでは苦戦するでしょう。

園田競馬場1700m 騎手傾向

吉村騎手・下原騎手・田中学騎手などはほぼ互角で、人気馬に乗る事が多いものの馬券的に極端に過剰人気というわけでもなさそうです。
一方で大山騎手・川原騎手・杉浦騎手・永島騎手・鴨宮騎手など園田の中堅どころが軒並みオッズほど活躍が出来ていません。
竹村騎手はそれほど目立つ騎手ではありませんが、スタートを重視している騎手です。
園田1700mコースはスタートから最初のコーナーまでの距離が短く、かなりスタートが重要になるため、竹村騎手はオッズのわりに好走する例が多かったりします。

園田競馬場1700m 血統傾向

キングカメハメハ・ステイゴールド・シンボリクリスエスは勝率高いが馬券的にはNGといえるでしょう。
いかにもパワーでダートでも適応できそうな血統の馬は実際勝率は高水準ですが、そのぶん人気を集めすぎて実力以上にオッズが低くなることが多いです。
アドマイヤムーンは勝率が高めとなっています。
ハーツクライは出走数は多いですが、その割にほとんど勝てていません。

園田競馬場1700m 重・不良馬場

不良馬場まで行くと1番人気の勝率が少しだけ落ちているようです。
内枠には悪影響はないようですが、中枠が若干不利になっている傾向にあります。

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園田競馬場 1700m 特徴解説