園田競馬場　1400m　特徴解説

園田競馬場の1400メートルのコースの特徴やコース特性・傾向を分析して攻略法を解説していきたいと思います。

園田1400m コース分析

園田競馬場の1400mはダートコースで、園田の約8割のレースが1400mのダートコースで行われるため、千四について覚えておけばかなり役に立つでしょう。
園田競馬場は現存する馬券発売が行われている競馬場の中では日本一コンパクトな競馬場です。
園田の1400mは4コーナー付近のポケットからスタートし、一度ゴール前を通ってから1コーナーに入ります。
この1コーナーがコーナー部269mと短くなっており、かなり小回りのためここで一旦スピードが緩みます。
そこからバックストレッチに入ったら早い馬はもう仕掛けるわけですが、園田競馬場のバックストレッチは実は直線ではなく緩やかな曲線になっています。
曲線と言うよりは2コーナーが終わって直線になり、途中で角度が若干変わってまた直線という感じになっています。

園田1400m 枠順・脚質

枠順と脚質ごとに馬券に絡んだ頭数は以下のようになります。

枠番	1	2	3	4	5	6	7	8
逃げ	◎	◎	◎	◎	◎	◎	◎	◎
先行	△	◯	◯	◯	◯	◯	◯	◯
差し	△	△	△	△	△	△	△	△
追込	×	×	×	×	×	×	×	×

最初のコーナーがきつい競馬場なので、イメージとしてはインコースが有利ですが、スタートから最初のコーナーまでが377mと長くなっています。
その長さは大井のホームストレッチの386mに匹敵するほどで、園田のこじんまりした印象から言えばかなり長いです。
そのため内枠の先行馬に外枠の馬が結構しつこく絡んで来ますので、オーバーペースになったり外枠の馬に被せられて、内枠の馬が馬群に包まれやすいです。
ですので園田1400mコースはやや外枠有利なコースだと言えます。

脚質的には、最初のコーナーまでの直線は長いものの、4コーナーを周ってゴールまでの直線は213mしかなく、逃げ馬の成績は勝率が12.7%で複勝率が42.9%と、逃げ馬を軽視していると当たらないでしょう。
ただし、園田競馬場の3～4コーナーはスパイラルカーブで緩やかに入ってキツく抜ける作りになっていて、先行馬はインを守ろうとするとスピードが出せず、差し馬は4コーナーで馬群がばらけやすいので進路を確保しやすくなっています。
ですので逃げ馬が一応有利ではあるものの、差し馬の不利を緩和する形状なので、ここが馬券的に好配当のポイントになっています。

園田競馬場1400m 人気傾向

人気	勝率
1番人気	38%
2番人気	18%
3番人気	15%
4番人気	10%

園田1400メートルの人気傾向としては、全体の半数以上で1番人気か2番人気のどちらかが勝っています。
全体の8割は1番人気から4番人気の馬が1着になっているので、人気の逃げ馬にはなかなか逆らえないと言えるでしょう。

園田競馬場1400m 騎手傾向

下原騎手や田中学騎手・吉村騎手あたりは勝利数も多く勝率も安定していますが、人気の馬への騎乗機会が多く、馬券的には良くも悪くもという感じになっています。

園田競馬場1400m 血統傾向

園田競馬場の1400mコースでは、あまり血統は意識する必要はありませんが、キングカメハメハ・ハーツクライ・ゴールドアリュール・サウスヴィグラスあたりは複勝率が高めとなっています。

園田競馬場1400m 重・不良馬場

重馬場になっても1番人気や2番人気の勝率には特に変化は無く、枠順別で見ても有利不利もなっていません。
不良馬場や雨が降っていても大きな有利不利は発生していないようです。

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園田競馬場 1400m 特徴解説