京都競馬場　ダート・1200m　特徴解説

投稿日：2023年4月25日

京都競馬場のダート・1200メートルのコースの特徴や特性・傾向を分析して攻略法を解説していきたいと思います。

京都ダート・1200m コース分析

京都競馬場のダートコース2500mは、逃げ・先行馬が有利なコースです。
向正面側の2コーナー終了付近からスタートし、最初のコーナーまでは直線で400mと充分な距離があり、外から先行しようとする馬がしつこく内枠の先行馬に絡んで競り合いになりやすいです。
結果的に内枠の馬が不利になるため、内枠の先行馬がやや不利を受けるケースが多くなっています。
ただし外枠だから良いというわけではありません。
京都のダート1200mはスタートから200mほどはかなり緩やかな、ほぼ平坦と考えても良いレベルの上り坂です。
そして200m地点から400m地点あたりまでが急激な上り坂になっているため、例えば外枠の先行馬がこの上り坂で無理をして内枠の先行馬を競り落とそうとすると、自分がレースの終盤で苦しくなってしまいます。
そのため、内枠でスタートをきちんと決めた先行馬は外の馬を見ながら上り坂に到達するのを待てば、自然とポジションが固まります。
そして3コーナー4コーナーは綺麗な曲線と言うよりは京都競馬場特有の折れ曲がるようなカーブになっているため、外枠の馬はさらに大回りする事により距離損が発生してしまいます。
そのロスを埋めるには十分な能力が必要となり、能力が互角であれば枠順の違いがハッキリ出てしまいます。
さらに直線は高低差の無い平坦な直線で、329mとそこまで長いと言うわけでもなく、直線に上り坂などのスタミナを削る要因も無いため、逃げ先行した馬がそのまま粘り込む条件が揃っています。

京都ダート・1200m 枠順・脚質

枠順と脚質ごとに馬券に絡んだ頭数は以下のようになります。

枠	1	2	3	4	5	6	7	8
逃げ	◯	◯	◎	◎	◎	◯	◯	◯
先行	△	△	◯	◯	◯	◯	◯	◯
差し	×	△	△	△	△	△	△	△
追込	△	×	×	×	×	×	×	×

京都ダート・1200m 騎手傾向

関東騎手は経験不足なのか勝率が悪く、データ的にはM.デムーロは勝率は高いですが人気馬騎乗も多いです。
上位人気に騎乗した時の岩田康誠騎手は好成績です。

京都ダート・1200m 血統傾向

京都ダート1200mコースの血統傾向としては、ミスタープロスペクター系やノーザンダンサー系の種牡馬の産駒が穴をあける事が多いです。
あからさまにダート血統の産駒が意外と成績が悪いこともあるようです。

京都ダート・1200m 重・不良馬場

重・不良馬場だと1〜3番人気の勝率が若干低下しています。
ダート血統種牡馬の産駒は道悪でもやはり好走しづらく過剰人気気味です。
枠順や脚質の有利不利には特に影響はないようです。

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京都競馬場 ダート・1200m 特徴解説