浦和競馬場　2000m　特徴解説

浦和競馬場の2000メートルのコースの特徴やコース特性・傾向を分析して攻略法を解説していきたいと思います。

浦和2000m コース分析

浦和競馬場の2000mはダートコースで、浦和記念以外のレースではあまり使用されないコースです。
通常は内枠が有利になりやすい浦和競馬場ですが、この2000mのコースでは真ん中より外の枠の馬が比較的良く馬券に絡んでいるようです。
スタートから最初のコーナーまでの距離は300mとなっており、実は浦和競馬場のコースの中では1400mと同様に意外と最初のコーナーまでの距離があり、インコースの先行馬にアウトコースの先行馬がしつこく絡む事ができるコースです。
ですので内枠の馬は絡まれるのが嫌でゲートを出たなりで控えてしまうと馬群に包まれて身動きが取れなくなりますし、外の馬に付き合うとオーバーペースになりやすく2000mを走りきれなくなってしまいます。
最初の3～4コーナーを周った後に、さらに別の馬がホームストレッチで逃げ馬に絡んだり、よほど能力的に抜けた逃げ馬で無いと、インコースだからと言って簡単には楽に逃げさせてはもらえません。
一方外枠の馬は、内枠の馬がスタートを決めて一気に先行した場合は自分のペースで運べますし、内枠の馬が少しでも後手を踏めば一気にハナを奪いに行けば良いし、展開に余裕が生まれる事が1つの勝因になっているかもしれません。
差し馬ならば外を周る不利はあるものの、馬群に包まれていなくてロングスパートが武器の馬であれば、馬群は大抵縦長になるため大まくりを決めやすいです。
浦和記念は過去10年間で第26回目と第33回目をのぞいては地方馬が必ず馬券に絡んでいて、2頭が絡んだり地方馬が勝つことも珍しくありません。
他のダートグレードレースのように地方馬だからと舐めるのは禁物です。

浦和2000m 枠順・脚質

枠順と脚質ごとに馬券に絡んだ頭数は以下のようになります。

枠番	1	2	3	4	5	6	7	8
逃げ	×	×	×	×	×	△	△	△
先行	×	×	◎	◎	◎	◯	◯	◯
差し	×	△	×	×	×	◯	◯	◯
追込	×	×	×	×	×	×	×	×

浦和競馬場2000m 人気傾向

過去10年間の人気別成績を見ると、1番人気がそれなりに堅実ですが、上位人気はわりと互角な印象です。

人気	1	2	3	4	5
1着	2	2	3	2	1
2着	3	1	4	0	1
3着	2	2	1	3	1

浦和競馬場2000m 騎手傾向

浦和2000mコースが得意な騎手はいないでしょう。
というのも過去10年間でもっとも多く乗ったのは戸崎圭太騎手の7回で、他の騎手は6回以下しか乗った事がないのに、得意にはなれないでしょう。
それよりも馬の強さの方が重要で、浦和コースに慣れているかどうかよりも、強い馬に乗せてもらえる騎手かどうかの方が重要です。

浦和競馬場2000m 血統傾向

浦和2000mコースの血統傾向を見たところ、特定の種牡馬の産駒が優位とは言えないようです。
ただ2000mと言う長めの距離なので、芝・ダートは問わず短距離血統は不向きです。
ひとつの傾向としては種牡馬が現役時代に芝を得意にしていたか、ダートを得意にしていたかはあまり関係なく、長距離・短距離の向き不向きを気にした方が良さそうです。

浦和競馬場2000m 重・不良馬場

競走自体が少なくデータは少ないですが、他の距離の傾向と上記で述べてきたような事と照らし合わせると、おそらく内枠馬にとっては不利な傾向となるでしょう。

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浦和競馬場 2000m 特徴解説