東京競馬場　芝・3400m　特徴解説

東京競馬場の芝・3400メートルのコースの特徴やコース特性・傾向を分析して攻略法を解説していきたいと思います。

東京芝・3400m コース分析

東京競馬場の芝・3400mコースは向こう正面直線の真ん中付近からスタートし、最初の3コーナーまでの距離は約250mとなっています。
3～4コーナーは下り坂で、1周目のホームストレッチは約560m、1～2コーナーを通ってバックストレッチは約450mとなっています。
二度目の3～4コーナーを通過し後の直線に入ると、途中からなだらかな上り坂となっています。最後の直線距離は525.9mで、新潟の外回りコースに次ぐ長さとなっています。

東京競馬場の芝・3400mコースは現在はダイヤモンドステークス専用コースとなっています。
ダイヤモンドステークスは長距離なので、距離が長ければ長いほど良いというスタミナタイプの馬が主に出走してきます。
JRAでは3400m以上の重賞はダイヤモンドステークスと、他には12月に中山競馬場で1つ行われるだけですので、距離が長くなくちゃダメな馬はこの冬場の2大長距離重賞しかチャンスがないので、ダイヤモンドステークスに照準を定めて来た馬が有利になります。
ダイヤモンドステークスは、馬齢を見てみると高齢馬が結構活躍しています。
瞬発力は急激に衰えますが、持久力は緩やかに衰えるため、高齢馬でも軽視は禁物です。

東京芝・3400m 人気傾向

人気の傾向から見てみたいと思います。

人気	1	2	3	4	5
1着	5	2	0	1	0
2着	1	2	1	0	2
3着	1	3	2	0	1

過去10年間の勝ち馬は1番人気～5番人気までで8頭出ています。
単勝1番人気の勝率は優秀で、1番人気の信頼度が高いコースです。

過去配当

過去10年間で高配当が結構多く出ています。

歴代優勝馬

過去10年間の1着馬は以下となっています。

着	枠	番	馬名	性齢	斤	騎手	タイム	通過	上り	単	人
1	2	4	ミクソロジー	牡4	56	西村淳也	3:29.1	7-9-9-10	35.4	3.7	2
1	6	9	テーオーロイヤル	牡4	54	菱田裕二	3:30.1	4-4-3-3	34.8	4.0	2
1	5	10	グロンディオーズ	牡6	54	三浦皇成	3:31.2	7-6-7-7	34.5	17.2	7
1	8	16	ミライヘノツバサ	牡7	54	木幡巧也	3:31.2	10-10-10-10	37.4	325.5	16
1	8	10	ユーキャンスマイル	牡4	54	岩田康誠	3:31.5	6-7-8-9	33.4	1.7	1
1	8	14	フェイムゲーム	セ8	58.5	C.ルメール	3:31.6	10-9-9-8	35.3	2.7	1
1	7	12	アルバート	牡6	58	R.ムーア	3:35.2	10-11-11-12	33.4	2.1	1
1	5	10	トゥインクル	牡5	54	勝浦正樹	3:37.8	9-9-3-1	37.1	6.8	4
1	8	16	フェイムゲーム	牡5	58	北村宏司	3:31.9	9-11-11-10	34.6	3.7	1
1	1	1	フェイムゲーム	牡4	55	北村宏司	3:30.2	11-11-7-2	35.8	2.9	1

過去10年間、8割は上位人気から順当に勝ち馬が出ていて、上位人気馬の信頼度は高そうです。

枠順・脚質傾向

枠番	1	2	3	4	5	6	7	8
1着	1	1	0	0	2	1	1	4
2着	1	1	2	1	0	0	2	3
3着	2	2	0	3	1	0	1	1

枠番で見てみると、内枠から勝ち馬が出る頻度が少なく、外枠の方が有利のようです。

脚質	逃げ	先行	差し	追込
1着	0	1	5	4
2着	1	4	2	3
3着	0	2	3	5

脚質で見てみると、馬券に絡んだ馬のうち8頭が逃げ・先行タイプの馬で、あまり逃げ・先行馬が残れていません。

東京芝・3400m 血統傾向

歴代1着馬の種牡馬は以下です。

オルフェーヴル
リオンディーズ
ルーラーシップ
ドリームジャーニー
キングカメハメハ
ハーツクライ
アドマイヤドン
ステイゴールド
ハーツクライ
ハーツクライ

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東京競馬場 芝・3400m 特徴解説