水沢競馬場特徴

水沢競馬場の特徴やレース傾向について解説していきたいと思います。

水沢競馬場の特徴

水沢競馬場は岩手県競馬組合の主催する競馬場で、地方競馬では一般的な規模の競馬場となっています。
1周の距離が1200mで直線部がホームストレッチとバックストレッチで合計634mですので、コーナー部が566mと言う事になり、各コーナーの長さは141.5mで、サイズ的には南関東の浦和競馬場と近い感じとなっています。

水沢競馬場の予想ポイント

最後の直線の長さは245mで、基本的には内枠先行有利な競馬場です。
重賞も行われますが、ダートグレードレースの開催はありません。
小回りコースですが、佐賀競馬や高知競馬のように内側の砂が深いと言う事もないので、出来るだけラチ沿いを走れる馬が単純に距離損が少ない分は有利になります。

水沢競馬の特徴は冬季になると降雪で常に馬場状態が不良の状態になりやすいことがあります。
また同じ岩手県競馬組合の盛岡競馬場と違って高低差が全く無く、コーナー数も多くなりがちなため、盛岡競馬場で先行して最後バテてしまっているような馬が、水沢競馬場で活躍できる事もあります。
所属馬のレベルは高いとは言えないし、騎手も他の地方競馬なら買って間違いない中心的な騎手がいたりしますが、水沢競馬にはそういう絶対的なジョッキーがいません。
通常地方競馬は所属地域の騎手だけでレースを行うので、各競馬場のリーディング1位の騎手は大体勝率20%を超える事が多いんですが、水沢競馬場ではリーディング1位の騎手の勝率が20%未満である事からも、中心的な存在がいない事がわかります。
冬季は毎年開催が休止されるため、開幕からしばらくは殆どの馬が休み明けで出走する事になるため、馬の信頼度もあまり高くありません。
単勝1番人気の勝率は40%を少し上回る程度で、これは地方競馬の中では平均的な数値ではあります。
しかし人馬の信頼度から考えると、本命での一発大勝負よりは、上手に本命馬の足元をすくえそうな穴馬を見つけるのが水沢競馬場の攻略法としてはいいのかもしれません。

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