佐賀競馬場特徴

佐賀競馬場の特徴やレース傾向について解説していきたいと思います。

佐賀競馬場の特徴

佐賀競馬場のコースは路面は砂を敷き詰めたダートコースです。
時計回りで1周距離が1100mで、最後の直線は200mと短くなっており、さらに緩い下り坂になっているため、基本的には逃げ馬に有利な形状と言えるでしょう。

佐賀競馬予想のポイント

佐賀競馬のレースを見ると、なぜインコースの内ラチ沿いをぽっかり空けて走るのか気になった人も多いと思います。
これにはちゃんと理由があって、佐賀競馬場のコースは砂のダートコースなんですが、固い路盤の上に柔らかい砂を敷いてクッションにしています。
この砂の深さがインコースになればなるほど深くなっているのです。
砂が深いと馬の脚が沈み込み、パワーを必要とするし、エネルギーをそれだけ消耗するのにスピードが出なくなってしまいます。
それなら外を通れば有利かと言うと、外は当然コーナーで大回りする分距離ロスが発生して有利とは言えません。
なので丁度良い位置を進める馬の勝率が高くなっています。

佐賀競馬場枠順・脚質

佐賀競馬場はインコースの砂が深くなっているため、そこを通るとスタミナを消耗するわりにスピードは出ないです。
そのため内枠でモタモタしていると、外から切れ込んで来た馬にインコースの不利なゾーンに押し込められてしまう事があります。

	総合成績	総合成績（％）	脚質別馬券絡み（％）
1枠	26-30-34/321	勝率8・連対率17・複勝率28	逃44・先33・差25・追10
2枠	43-33-29/321	勝率13・連対率23・複勝率32	逃56・先40・差23・追10
3枠	25-31-44/321	勝率7・連対率17・複勝率31	逃46・先42・差19・追19
4枠	25-30-29/321	勝率7・連対率17・複勝率26	逃44・先33・差22・追9
5枠	38-45-41/389	勝率9・連対率21・複勝率31	逃50・先41・差26・追15
6枠	42-48-32/478	勝率8・連対率18・複勝率25	逃60・先36・差20・追0
7枠	59-48-65/578	勝率10・連対率18・複勝率29	逃64・先43・差18・追6
8枠	63-56-49/618	勝率10・連対率19・複勝率27	逃77・先33・差11・追6

佐賀競馬場の人気傾向

	総合成績	総合成績（％）	脚質別馬券絡み（％）
1番人気	144-57-47/321	勝率44・連対率62・複勝率7	逃89・先75・差70・追80
2番人気	85-57-57/321	勝率26・連対率44・複勝率61	逃78・先65・差53・追47
3番人気	28-63-50/321	勝率8・連対率28・複勝率43	逃64・先45・差34・追27
4番人気	20-43-50/322	勝率6・連対率19・複勝率35	逃60・先38・差25・追6
5番人気	20-39-38/320	勝率6・連対率18・複勝率30	逃40・先37・差21・追21
6番人気	8-29-31/321	勝率2・連対率11・複勝率21	逃20・先22・差22・追11
7番人気	10-17-21/321	勝率3・連対率8・複勝率14	逃27・先22・差11・追1
8番人気	4-3-15/316	勝率1・連対率2・複勝率6	逃11・先7・差7・追4

佐賀競馬場の騎手傾向

JRA馬の騎手は（5-2-5/25）で勝率20％・連対率28％・複勝率48％です。
逃げ馬での成績は（2-0-0/3）となっていて、1番人気での成績（2-0-2/5）を維持した場合の期待単勝回収率は68％の予測となっています。
内枠での騎乗成績は（3-1-1/10）の勝率30％、中枠での騎乗成績は（1-1-2/10）の勝率10％、外枠での騎乗成績は（1-0-2/5）の勝率20％となっています。

石川慎は（25-26-28/184）で勝率13％・連対率27％・複勝率42％です。
逃げ馬での成績は（11-1-6/34）となっていて、1番人気での成績（10-4-2/20）を維持した場合の期待単勝回収率は85％の予測となっています。
内枠での騎乗成績は（6-8-10/50）の勝率12％、中枠での騎乗成績は（9-10-8/66）の勝率13％、外枠での騎乗成績は（10-8-10/68）の勝率14％となっています。

山口勲は（28-21-23/166）で勝率16％・連対率29％・複勝率43％です。
逃げ馬での成績は（11-2-4/27）となっていて、1番人気での成績（18-11-7/51）を維持した場合の期待単勝回収率は60％の予測となっています。
内枠での騎乗成績は（6-9-10/55）の勝率10％、中枠での騎乗成績は（11-5-3/46）の勝率23％、外枠での騎乗成績は（11-7-10/65）の勝率16％となっています。

竹吉徹は（31-21-24/167）で勝率18％・連対率31％・複勝率45％です。
逃げ馬での成績は（12-7-5/31）となっていて、1番人気での成績（13-5-4/28）を維持した場合の期待単勝回収率は78％の予測となっています。
内枠での騎乗成績は（12-6-8/59）の勝率20％、中枠での騎乗成績は（8-7-3/42）の勝率19％、外枠での騎乗成績は（11-8-13/66）の勝率16％となっています。

田中純は（22-9-17/140）で勝率15％・連対率22％・複勝率34％です。
逃げ馬での成績は（13-2-0/27）となっていて、1番人気での成績（14-2-4/24）を維持した場合の期待単勝回収率は99％の予測となっています。
内枠での騎乗成績は（6-1-3/39）の勝率15％、中枠での騎乗成績は（5-4-6/50）の勝率10％、外枠での騎乗成績は（11-4-8/51）の勝率21％となっています。

出水拓は（21-13-20/212）で勝率9％・連対率16％・複勝率25％です。
逃げ馬での成績は（7-1-4/33）となっていて、1番人気での成績（11-0-0/14）を維持した場合の期待単勝回収率は133％の予測となっています
内枠での騎乗成績は（5-5-7/56）の勝率8％、中枠での騎乗成績は（6-2-5/76）の勝率7％、外枠での騎乗成績は（10-6-8/80）の勝率12％となっています。

飛田愛は（22-30-28/188）で勝率11％・連対率27％・複勝率42％です。
逃げ馬での成績は（4-8-4/31）となっていて、1番人気での成績（9-5-6/26）を維持した場合の期待単勝回収率は58％の予測となっています。
内枠での騎乗成績は（7-12-5/52）の勝率13％、中枠での騎乗成績は（7-6-13/64）の勝率10％、外枠での騎乗成績は（8-12-10/72）の勝率11％となっています。

山下裕は（22-20-15/186）で勝率11％・連対率22％・複勝率30％です。
逃げ馬での成績は（12-6-3/44）となっていて、1番人気での成績（8-4-2/21）を維持した場合の期待単勝回収率は64％の予測となっています。
内枠での騎乗成績は（4-2-7/51）の勝率7％、中枠での騎乗成績は（8-9-4/67）の勝率11％、外枠での騎乗成績は（10-9-4/68）の勝率14％となっています。

山田義は（19-16-11/94）で勝率20％・連対率37％・複勝率48％です。
逃げ馬での成績は（7-5-4/18）となっていて、1番人気での成績（5-5-1/14）を維持した場合の期待単勝回収率は60％の予測となっています。
内枠での騎乗成績は（9-4-4/30）の勝率30％、中枠での騎乗成績は（4-6-4/32）の勝率12％、外枠での騎乗成績は（6-6-3/32）の勝率18％となっています。

田中直は（14-11-13/159）で勝率8％・連対率15％・複勝率23％です。
逃げ馬での成績は（5-3-3/34）となっていて、1番人気での成績（8-2-1/12）を維持した場合の期待単勝回収率は113％の予測となっています。
内枠での騎乗成績は（5-2-4/38）の勝率13％、中枠での騎乗成績は（4-2-3/56）の勝率7％、外枠での騎乗成績は（5-7-6/65）の勝率7％となっています。

加茂飛は（12-13-14/200）で勝率6％・連対率12％・複勝率19％です。
逃げ馬での成績は（8-4-0/37）となっていて、1番人気での成績（3-1-2/9）を維持した場合の期待単勝回収率は56％の予測となっています。
内枠での騎乗成績は（5-2-5/51）の勝率9％、中枠での騎乗成績は（3-6-5/72）の勝率4％、外枠での騎乗成績は（4-5-4/77）の勝率5％となっています。

小松丈は（10-10-14/116）で勝率8％・連対率17％・複勝率29％です。
逃げ馬での成績は（3-1-0/20）となっていて、1番人気での成績（2-0-1/5）を維持した場合の期待単勝回収率は68％の予測となっています。
内枠での騎乗成績は（3-4-3/33）の勝率9％、中枠での騎乗成績は（4-4-5/40）の勝率10％、外枠での騎乗成績は（3-2-6/43）の勝率6％となっています。

金山昇は（8-9-11/147）で勝率5％・連対率11％・複勝率19％です。
逃げ馬での成績は（1-2-1/17）となっていて、1番人気での成績（1-1-1/9）を維持した場合の期待単勝回収率は18％の予測となっています。
内枠での騎乗成績は（5-4-3/51）の勝率9％、中枠での騎乗成績は（0-4-4/44）の勝率0％、外枠での騎乗成績は（3-1-4/52）の勝率5％となっています。

倉富隆は（10-12-13/119）で勝率8％・連対率18％・複勝率29％です。
逃げ馬での成績は（2-3-1/24）となっていて、1番人気での成績（3-1-1/7）を維持した場合の期待単勝回収率は72％の予測となっています。
内枠での騎乗成績は（1-3-6/31）の勝率3％、中枠での騎乗成績は（4-6-3/38）の勝率10％、外枠での騎乗成績は（5-3-4/50）の勝率10％となっています。

川島拓は（9-15-18/194）で勝率4％・連対率12％・複勝率21％です。
逃げ馬での成績は（1-1-3/31）となっていて、1番人気での成績（7-1-4/13）を維持した場合の期待単勝回収率は91％の予測となっています。
内枠での騎乗成績は（2-3-4/49）の勝率4％、中枠での騎乗成績は（5-11-5/80）の勝率6％、外枠での騎乗成績は（2-1-9/65）の勝率3％となっています。

中山蓮は（9-18-9/169）で勝率5％・連対率15％・複勝率21％です。
逃げ馬での成績は（3-4-1/21）となっていて、1番人気での成績（2-3-1/8）を維持した場合の期待単勝回収率は42％の予測となっています。
内枠での騎乗成績は（3-3-6/57）の勝率5％、中枠での騎乗成績は（4-7-2/59）の勝率6％、外枠での騎乗成績は（2-8-1/53）の勝率3％となっています。

青海大は（4-8-7/133）で勝率3％・連対率9％・複勝率14％です。
逃げ馬での成績は（1-2-1/21）となっていて、1番人気での成績（1-1-0/2）を維持した場合の期待単勝回収率は85％の予測となっています。
内枠での騎乗成績は（2-3-1/38）の勝率5％、中枠での騎乗成績は（0-4-3/53）の勝率0％、外枠での騎乗成績は（2-1-3/42）の勝率4％となっています。

吉本隆は（5-6-7/99）で勝率5％・連対率11％・複勝率18％です。
逃げ馬での成績は（3-1-1/15）となっていて、1番人気での成績（2-0-0/2）を維持した場合の期待単勝回収率は170％の予測となっています。
内枠での騎乗成績は（2-3-1/33）の勝率6％、中枠での騎乗成績は（3-2-5/39）の勝率7％、外枠での騎乗成績は（0-1-1/27）の勝率0％となっています。

長田進は（4-14-7/156）で勝率2％・連対率11％・複勝率16％です。
逃げ馬での成績は（2-4-3/28）となっていて、1番人気での成績（2-1-0/5）を維持した場合の期待単勝回収率は68％の予測となっています。
内枠での騎乗成績は（1-2-3/41）の勝率2％、中枠での騎乗成績は（3-5-1/66）の勝率4％、外枠での騎乗成績は（0-7-3/49）の勝率0％となっています。

村松翔は（2-7-4/82）で勝率2％・連対率10％・複勝率15％です。
逃げ馬での成績は（0-1-1/7）となっていて、1番人気での成績（1-1-0/2）を維持した場合の期待単勝回収率は85％の予測となっています。
内枠での騎乗成績は（0-4-4/31）の勝率0％、中枠での騎乗成績は（2-3-0/27）の勝率7％、外枠での騎乗成績は（0-0-0/24）の勝率0％となっています。

佐賀競馬場の血統傾向

種牡馬ごとの馬券圏内数は以下のようになっています

キングカメハメハ 41
ディープインパクト 19
スクリーンヒーロー 11
ゴールドアリュール 11
ステイゴールド 8
ダイワメジャー 7
ハーツクライ 5
ブラックタイド 2
パイロ 1
シニスターミニスター 1
サウスヴィグラス 1
クロフネ 1

佐賀競馬の馬のレベル

佐賀競馬の場合、主にカシノやテイエム、シゲルと言った冠名の馬主とつながりが深く、それらの馬主が中央競馬でデビューさせた馬で成績が良くないと佐賀競馬に移籍して来る事も多いです。
どうして中央競馬で通用しなかったというと弱かったからですが、それはスタートが下手とか気性が悪くて折り合いがつかない、スピードが無いとかスタミナが無いとか、そういう理由でしょう。
なので佐賀競馬では結構人気が集中している馬でも平気でスタートでモタつくことがあり、佐賀ではそれが普通です。
JRAから移籍してきた馬は注目され人気を集める場合が多いのですが、前走JRAで12着とかの馬の評価は難しいです。
一度でも佐賀競馬で走っていれば評価もできますが、初めて佐賀競馬を走る、ましてやJRA時代には芝のレースしか経験がなくてダートが初めてだったりすると、何を頼りに判断すれば良いかわかりません。
JRAからの移籍馬は、割合にするとおよそ4頭に1頭が移籍初戦で勝っていますが、思ったほど勝ってはいない印象です。
中央時代に未勝利だった馬が殆どで、それでも上位入賞馬と2桁着順ばかりの馬では違いがあるのではと思いますが、そもそも佐賀競馬に移籍してくるという事は「見限られた馬」という事なのです。
馬券圏内には6割ほどの確率と頭の片隅に入れておきましょう。
スタートの上手さやスピードに関してはどの馬も似たりよったりで、スタミナが勝敗を分けるのか、JRA時代に1600m以上のレースでまずまずの着順に来ているような馬は、相手のレベルが下がった1400mだとそこそこ競馬が出来ると考えていいかもしれません。
逆に中央競馬でも1200mとか1000mとかばっかりしか使っていないような馬は、JRA時代の着順がよくてもスタミナに疑いを持ってみたほうがいいでしょう。

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